ふと気が付けば50代。子育てがひと段落してやっと自分の人生が楽しめると思っていたのに、
・なんだかやる気が出ない
・ネガティブになって落ち込んでしまう
と、つまらない毎日を過ごしていませんか?
私も「運動するといいよ」「趣味をみつけたら?」とアドバイスされてもやる気になれず、できない自分にダメ出しをしてさらに落ち込むこともありました。
いつもため息ばかりで「疲れた…」が口グセでした。
しかし、今まで無理をしていたことをやめてみたら、なんと3ヶ月後には「あれをやってみよう!」「これもチャレンジしよう!」と楽しく過ごせるようになったのです。
今までは、新しく何かをすることばかりに注目していたのですが、「やめること」に注目したらポジティブに考えられるようになり、50代からの人生が大きく変わりました!
そこで今回は、私が実践してよかった「人生を楽しく過ごすためにやめたこと」を5つお伝えしたいと思います。
ネガティブだった毎日でしたが人生を楽しめるようになったので、ぜひ参考にしてみてください!
楽しく過ごすためにやめてよかった5つのこと
毎日の生活の中で「~するべき」と自分を縛っていることや「本当はやりたくない」ことなど、ストレスの原因になっていることを思い浮かべてみました。
そして『やめることリスト』を作り、簡単にできそうなことからやめてみました。
その中でも私が特に「やめてよかった」と感じたのは以下の5つです。
・仕事
・早起き
・家事を完璧にこなす
・ムダな買い物
・疲れる人とのつき合い
1つずつ解説していきますね。
仕事をやめた
長年続けた仕事をやめるのは、金銭的な問題や存在意義を失う不安から『やめることリスト』に入れるのに勇気がいりましたが、思い切ってやめて大正解でした!
仕事は好きでしたが、毎日バタバタと時間に追われ、年を重ねるごとに体の無理がきかなくなり、「私の人生って何だろう?」と思うことが多くなっていたからです。
心も体も疲れていたので些細なことでイライラしたり、日々の生活に追われるだけの毎日で、自分の人生を楽しむ余裕なんてありませんでした。
でも、仕事をやめてからは自分のペースで家事ができたり、朝TVを見ながらゆっくりコーヒーが飲めるなど、ささいなことでも贅沢な気分が味わえたおかげで心が軽くなっていきました。
仕事をやめた結果、時間と心のゆとりが生まれたことでポジティブに考えられるようになり、人生を楽しむ余裕ができました。
早起きをやめた
仕事をやめて早起きする必要もなくなったので、朝は7時すぎまでゆっくり寝ています。
「早寝早起きが大切」といわれていますが、若いころから早起きが苦手だったのでやめてみました(笑)
その結果、早起きしなくちゃ…というストレスから解放されたので朝から気分がいい!
今までは朝から疲れていて気が重かったのですが、早起きをやめたら体調がよくなり朝からテキパキと活動できるようになりました。
余談ですが、高齢になると早起きになるはずの90歳の実母は、いまだに朝8時まで寝ています。
家事を完璧にやることをやめた
こだわりや「~するべき」などの『完璧主義』をやめたら、心がとても軽くなりました。
理想の妻や母はもう卒業です!
洗濯は干さずに乾燥機を使う
子供が自立して洗濯の回数が減ったとはいえ、「洗う・干す・たたむ」という3つの作業は思った以上に時間を取られます。
なので、洗濯の3つの作業の中から「干す」のをやめて乾燥機におまかせしたら、洗濯機を回すだけでいいのでとっても楽になりました♪
なんでもっと早く気付かなかったんだろう…。
洗濯を干す作業がないだけで、こんなにも快適になるなんて思ってもいませんでした。
掃除機は2日に1回
よほど汚れていない限り『毎日掃除機をかけなくてもいい!』というのをマイルールにしました!
子供たちがいたころは毎日掃除機をかけていましたが、家族が減ったからきっとそんなに汚れていないはず…と都合のいいように解釈しています。
※追記(2024.5月)
ロボット掃除機を導入したので、さらに掃除が楽になりました♪
お惣菜やレトルトを取り入れる
手作りにこだわるのをやめて、お惣菜や〇〇の素を使うようになったら、格段に料理が楽になりました。
料理が苦手なのに手作りにこだわっていたので、料理をすることが心底イヤになっていました。
時間をかけて一生懸命作ったのに残されたときには、腹が立ってしまいますしね。
イライラするのも疲れるのでお惣菜やレトルトを取り入れたら、簡単なのでやめられなくなりました。
最近のお惣菜やレトルトは、本当においしくて助かります♪
ムダな買い物をやめた
“ムダな買い物”をやめたら家の中がスッキリして、意外なことにお金の不安が減りました。
そして、無理をしないで楽に生きられるようになっています。
見栄や不安から、ムダなことにお金を使っていたのかもしれません。
高額(1万円以上)コスメ
50代になると避けて通れない、シミ・シワ・たるみなどの肌トラブル。
高額コスメじゃないとダメな気がしていたけれど、最近の低価格コスメはかなり優秀で、50代のゆらぎ肌でも使い心地に物足りなさを感じさせません。
どうしても気になる部分だけは少し金額が高め(といっても一万円内)のものですが、それ以外は低価格のコスメにかえてしまいました。
金額よりもていねいにケアする時間を大切にしたら、気持ちに余裕が生まれました。
ドラコスの中でお気に入りは『CANMAKE』『CEZANNE』『豆乳イソフラボン』です。
流行りの洋服
長く着られるシンプルなデザインを選ぶようにしたら、コーディネートに困らなくなり洋服を買わなくなったので、クローゼットがスッキリしました。
流行りの洋服を買ってもほぼ着なかったり、コーディネートするためにまた新しくアイテムを増やすから、クローゼットが洋服であふれかえっていたんですよね。
断捨離もかねて着ない洋服をフリマアプリで売り、クローゼットがスッキリしたら気持ちも晴れやかになりました。
あると便利なもの
あったら便利なグッズは、なくても困りませんよね。
特に多いのが、キッチンとお掃除の便利グッズ。
どこの家庭にも、あると便利だけど使っていない物が1つや2つはあるかと思います。
1年に1回しか使わなかったり、便利グッズの存在すら忘れていた…なんてことも!
便利グッズを見つけたときは感動してしまうけど、家にあるもので困っていないのなら買うのはやめましょう。
余計なものって、想像以上にストレスの原因になっていたと気づきました。
疲れる人とのつき合いをやめた
『気をつかう・楽しくない・疲れる』と感じる人と距離を置くようにしたら、憑き物が落ちたかのようにとても気が楽になりました。
“なんだか疲れる”と感じる人とつき合っていても、悩んだりストレスを抱えるだけで楽しい時間を過ごせませんよね。
時間をムダにするだけでなく、つき合いにかかるお金もムダにしてしまいます。
この先の人生でも、疲れる人との関係を続けるのは辛くないですか?
人生の折り返し地点でもある50代は、人間関係を見直すいいチャンスです。
疲れる人とのつき合いをやめたらストレスも減り、気が楽になってポジティブになれました。
やめてよかったこと:まとめ
50代からは第2の人生といわれていますが、心と体が疲れていては人生が楽しめません。
「やること」を探すのもいいけれど、まずは「やめること」を探して身軽になることを優先してみてください。
私がやめてよかったことは
・仕事
・早起き
・完璧に家事をやる
・ムダな買い物
・疲れる人との付き合い
でした。
今まで長い間がんばってきたんですもの。
もう、がんばりすぎなくてもいいですよね!
50代からの人生は、無理をしていることをやめて楽しく過ごしていきましょう!